初心者にお薦めの撮影会は?カメラ教室受講生が解説するポートレート撮影会の基礎知識と魅力

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百花繚乱のアイドル戦国時代と言われて久しい昨今。アイドルのイベントでは、「今から1分間撮影OKです、ぜひSNSで拡散してください!」といった呼びかけとともに撮影が出来る現場が増えてきました。「好きなアイドルを綺麗に、あるいはカッコよく撮りたい」ーーそんなファンの声も増えてきたのではないでしょうか。今回お話をお伺いした中村様も、アイドルの撮影がきっかけで人物撮影にのめり込んだそうです。撮影会の様子や基礎知識についてもお伺い出来ました。

アイドルイベントの撮影タイムがきっかけで、ポートレート撮影の世界に

僕の場合元々はほとんどカメラに興味がありませんでした。昔から結構アイドルのライブに行くのですが、最近はイベントの中で撮影OKタイムが設けられているところが多く、ある日たまたま参加したイベントも撮影して良いとのことだったので、撮ってみました。その時初めて撮ることが面白いなと感じました。一番最初は動画撮影をしたと思うのですが、だんだんと動きのある撮影より、どちらかというと静的な写真に興味を持つようになりました。そのうちポートレートも面白いなと感じるようになって、モデルの女性の方を撮る機会が増えてきました。

昔からカメラは一応持っていたのですが、アイドルの方々を撮るために、あらためてカメラを購入しました!カメラ教室を探したきっかけは「とりあえず撮る」という段階から脱して、もっと思い通り撮れるようになりたかったからです。カメラの本も1~2冊読んだのですが、易しすぎたり、難しすぎたりでいまいちピンときませんでした。特に基礎知識をゼロから知りたかったので、教室を探すことにしたんです。

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中村 純生さん。現在はSony α7 IIをご愛用

体験レッスンでもそうだったのですが、レッスンでは特に前半の課題写真の講評が凄く楽しいです。教室に通う前だと、撮った写真を誰かに見せても「いい写真だね」とだけ言われることが多く、「ここをこうした方がいいよ」と言ってくださる方が周りにいませんでした。具体的な改善ポイントを聞けるのが凄くいいなと思うので、通っていて良かったなと思います。

撮影方式もさまざま。初心者がポートレート撮影会に参加するときの心得とは

当初はライブ等のイベントの中で、撮影が許可された短い時間の中で撮っていましたが、そのうち撮影がメインの目的として設けられた撮影会があることを知ったのでそちらにシフトしました。撮影会には色々種類がありますが、モデルさん1名に対して1名で撮影出来る「個別撮影会」もあれば、モデルさん1名に対してカメラマンが複数名となる「グループ撮影会」もあります。撮影会によって差はありますが、通常のアイドルのイベントと違って1時間ほど撮影出来る場合が多かったということもあり、だんだんと参加するようになりました。

グループ撮影会は主に2つの撮影方式があります。モデルさん1名に対して、カメラマンが多いと5~6名で囲んで撮るいわゆる「囲み撮影」と呼ばれる方式と、グループ内でカメラマンが一人ずつ制限時間の中で順番に撮っていく「順撮り」と呼ばれる撮影方式の会です。順撮りの場合の流れですが、列に並び、自分の番が回ってきたら1~2分撮って、また列の後ろに並んで待つというもので、自分の順番は自分が撮るためだけの時間です。なので、初めて撮影会に参加される場合は、順撮り方式のグループ撮影会がお薦めです。

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お写真のタイトルは「夏の日に想う」

参加している周りのカメラマン達は物凄い機材を持っている人が多いので、撮影会に参加して最初のうちは気後れしていました。特に囲み撮影の会となると「本当に撮っていいのかな?」なんて思って、つい少し後ろから撮ったりしていました。ですが、撮影会に参加していくうちに気付きましたが、カメラマン同士でもモデルの方から見ても、ぶっちゃけた話他人の機材なんて見ていないので、撮影会に興味のある方は気にせずに参加すればいいのではないかなと思います。

かくいう私はカメラを買い替えた他に、レンズやカメラ専用のバッグも買い足しました(笑)カメラ教室のテキスト内で、ポートレート用としてお薦めされていた85mmのレンズや、単焦点のレンズを買いました。人物を撮るのがメインということもあり、どちらかというとレンズのラインナップをもっと充実させていきたいです。

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スタジオだけでなく、屋外で開催される撮影会もあります

撮影のために地方遠征も!フォトブックを作って撮影がより楽しくなる

撮った写真はGoogleフォトといったネット上のクラウドで管理することが多いですが、形にならないと面白くないなと思い、印刷してポスターにしたりフォトブックなども作っています。最近だとメッセージが書ける写真入れがあって、その写真入れにアイドルの方の写真を入れて、メッセージ欄にサインをもらうこともあるので、自分で撮った写真がある種コミュニケーションツールの役割を果たすこともあります。

最近は野外での撮影会が面白いなと思いますね。今日は福岡県の百道浜で撮ったフォトブックをお持ちしました。この日のモデルさんは元アイドルで、現在は女優として活動されている方でした。写真だけ見ると一見個別で撮ったように見えますが、人気のモデルさんだったので、この日も多人数の撮影でした。

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東京から福岡まで出向いて撮影された一枚

撮影中は笑顔を引き出すために、ネタを色々と仕込んでいます。わかりやすい例だと、「鼻の下に何かついてますよ」と言って驚かせた後に「口でした~」なんて言うと、自然と笑ってもらえますね。

可愛らしい方や笑顔の多い方、撮られ慣れている方もそうですが、撮影にあたって積極的にコミュニケーションを取ってくださる方が人気がある傾向だなと感じます。ちなみに撮影会に参加されるモデルさん達で、モデル専業の方というのは少ない印象があります。アイドルとして活動しながら撮影会に参加される方もいますが、学生生活の終盤だけ活動されるという方も多く、撮らせていただける時期が限られているので、そういった意味でポートレート撮影会には刹那的なところがあるかもしれないですね。

お仕事や同窓会でも教室で習ったことが活かされました

お仕事でも撮影の機会があります。模型を使って実験する職種なのですが、実験前後の写真を撮っています。暗幕やブルーの用紙等を使いながら、全体が写るようにして、さらに光の当て方を工夫して綺麗に見えるようにしています。いわゆる物撮りのスキルが試される撮影で、教室に通ってからだんだんと撮影スピードが上がってきています。そういった意味でも通っていて良かったなと思います。

先日の同窓会でもカメラの経験を活かすことが出来ました。同窓会自体はほぼ毎年のペースで開催されていたのですが、写真を撮る方がいなかったんですよ。「僕ちょっと写真撮るよ」と言って撮ってあげて、一冊の本にして先生に送ったところ喜ばれましたね。単純にアルバムにしても良かったのですが、凝り性なので、アルバムに入れるだけじゃ面白くないかなと思い、簡便ですが一冊の本にしましたね。

当初は人物撮影に興味がありカメラ教室に入会をしましたが、小物撮影、風景撮影などの課題にもチャレンジしていくうちにだんだんとカメラのことや様々な被写体に興味を抱くようになったなと思います。

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こちらは堺の燈台

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この夏は花火撮影の講座も受講されました

社内報の表紙を飾ったことが励みに。いつかはフォトコンで入賞を

勤務先では社内報の表紙を募集していて、そちらが社内のフォトコンテストのような立ち位置となっており、定期的に応募しています。秋に日比谷公園の紅葉を撮った写真で表紙を飾ることが出来ました。表紙以外は通常順位のようなものは公開されていないのですが、編集委員と知り合いなので、聞くと惜しくも2位だったことも多いようで、挑戦し甲斐があります。

一度社内報の表紙を獲れたということもあり、漠然とではありますが、フォトコンテストで紙面に載るような賞をいつか獲れたらいいなと思います。人物写真問わず、風景などの写真をこれからも楽しみたいです。

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おわりに / この記事について

「わたしの写真生活」は、「サイタカメラ教室」に通う方の様々なきっかけを集めたメディアです。サイタカメラ教室は、これから写真を始めたいという方のために、あらゆるコースに応じたレッスンを提供する写真教室です。

「一眼レフを購入したばかりで使いこなせない…」という方や、「これから新しいチャレンジをするために写真を上達したい!」という方のために、プロカメラマンによる写真撮影のレッスンを実施しております。

撮られることが苦手な社員もみんな笑顔に!イベント企画~撮影・編集までこなす社内報担当者のお話

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自ら進んで勤務先の社内報の企画・編集、そして写真撮影を始めたという山口佳美さん。「いい写真が撮れたらどんどん共有したい」というポジティブな発言の根底には、写真を通じて周囲の方を喜ばせたいという想いがありました。カメラに撮られることが苦手な方でも、良い表情で写って楽しめる社内イベントを検討されるなど、思いやりあふれるエピソードの数々をお伺いしました。

人数集めで入部させられた写真部で、撮影にはまった高校時代

高校生の時に写真部に入ってフィルムカメラを始めたことが、私にとってカメラに触れる最初の機会でした。写真部は元々正式な部活動として活動していたものが、廃部となってしまい、部活として復活させるためには人数が必要、ということで、熱心な友人に勧誘されてなんとなく参加しました。すると、自分でもやってみたくなり、カメラを借りて撮って現像するようになりました。

大学でも写真部に入りましたが、金銭的に余裕がなかったので、その頃もカメラを借りて、借りられる期間だけ写真を撮っていました。大学を卒業すると、手元にカメラがなくなってしまう、ということで、社会人になって初めてのボーナスでデジタル一眼を買いました。

学生時代も含め、撮影技術を教わることの出来る環境にいなかったので、新しいカメラを買ってからも独学で撮り続けていました。一から勉強したいと思った一番のきっかけは、祖母からのひと言でした。ある日祖母の写真を撮って見せたところ、「なんでこんなに白くなっちゃうの?」と言われ、何も説明することが出来ずショックを受けました。「せっかく笑顔を向けてくれているのだから、もっと瞬時に綺麗に撮れるようになりたい」と思いが強くなりました。そんな折に、Facebookでサイタカメラ教室を見つけて、体験レッスンに申し込みました。

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山口 佳美さん ご愛用のPENTAX K-50はカラーも魅力的です

社内報係として撮影・編集・イベント企画まで担当

私の勤務先には、元々社内報は無かったのですが、立候補して社内報係を始めました。撮影・編集をほぼ全て私一人で担当しています。勤務先はエンジニアの派遣をしていて、社員達は日頃顧客の会社に常駐しているので、本社にはあまりいません。ですが、月1回必ず本社に社員達が集合する日があるので、その際に飲み会などイベントを開催しています。教室に通い始めて、一つ上級のクラスにあがった頃から、飲み会やバーベキュー、社員旅行といった社内イベントをよく撮影するようになりました。元々開催していたようなイベントに加え、より多くの写真を残すためにも、自ら社内イベントをいくつか企画したりもしました。

ある時は、神奈川県伊勢原市の大山への登山イベントを企画しました。ですが、社内にはインドア派の人間も多く、アウトドアなイベントばかり実施すると、インドア派の人が社内報に写る割合が少なくなってしまいます。なので、インドア派の方も参加してもらえるよう、社内でボードゲーム大会を企画しました。

山登りなどに参加するアウトドア派の社員達は、写真を撮られることに抵抗がない方が多いのですが、どちらかというとインドア派の人達はカメラを向けられても笑えない人が多くて。そういった人達が自然と笑顔で写っている写真を撮るにはどうすれば?という発想からボードゲーム大会は企画しました。狙い通り、笑っていたり真剣だったり悔しがったりと、様々な表情が撮れましたね。途中で、「撮ってばかりいないで、一緒にゲームに参加してくださいよ」と言われてしまいましたが(笑)

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社員旅行で星野リゾートを訪れた際の一枚

イベントの雰囲気が伝わる撮影のコツとは

社内報では人物の写真も撮りますが、雰囲気がより伝わるよう、あえて顔が写っていない写真や、その場の風景などの写真も併せて撮るようにしています。例えば、飲み会の乾杯の瞬間を写す時は、ジョッキを持った手が集まった瞬間をメインに写してみたり。湯気が出た鍋を撮る際に、鍋と手だけを写すことで、かえって料理の温かさや美味しさが伝わるような写真になったりもします。顔を写さず、身体は手だけを撮っても雰囲気が伝わる、ということにある時期から気づいたのです。レッスンの際に、コーチから「お子さんを撮る時には、顔だけじゃなく、手や足も撮ってあげた方がいいよ」とアドバイスされたことがあり、そのあたりも自分の頭の中でつながって、ヒントになったのかもしれません。

風景についても、レッスンで構図やホワイトバランスについて学んで以降、だんだんとカッコよく撮れるようになってきたかなと思います。ある程度風景写真があった方が、社内報で写真を構成する際にも、バランスが良くなるんですよね。編集時にそういう写真を探していて、自分の写真で「これはいい」と思うものを見つけると、テンションが上がります!

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社内有志でのスキー・スノボー旅行のお写真です

悔しくて一人でリベンジも。教室で習った内容を活かして花火を撮影

教室では、花火の撮影講座にも参加しました。早速今年の夏に、学んだことを実践しようと、8月上旬に茅ヶ崎で行われたサザンビーチちがさき花火大会に行きました。さすがに一人で行って撮るのも気が引けたので、友人を誘いました。やってみてわかったのですが、花火を実際に目で見て楽しむのと、撮影するのとでは、ベストスポットが全く異なるんですね。友人が事前に場所取りをしてくれていた、花火を間近で楽しめる浜辺で撮ってみたところ、三脚は上手く立てられないですし、後ろにもたくさんの人がいるので、どこまで三脚を上に上げていいのかも気になりました。花火が打ち上がるタイミングとシャッターを切るタイミングを上手く合わせられたものの、雲とのバランスの関係で惜しい写真もありまして。悔しくて、8月の最後の週に、一人で相模原納涼花火大会にリベンジしに行きました。

相模原納涼花火大会では、前回の反省を活かしてまずは地面が固い良い場所を探しました。なかなかいい場所が見つからないと思っていたところ、公式に三脚を広げて良いエリアが有料で用意されていました。「背に腹はかえられぬ・・・!」と、料金を払って一人で有料エリアに入ってみました。いざ足を踏み入れると、写真を撮る方が結構いらっしゃいました。他の方を参考にしつつ、場所を取ってみたところ、たしかに撮影ポイントとしてちょうど良かったです。我ながら日頃なかなか無い熱意を発揮しましたね。

元々写真を印刷するのが好きで、風景の写真をポストカードなどにして友人に送っていたのですが、今回の花火の写真も上手く撮れたものを友人に送ったところ、私が撮った写真を飾るためにフレームを買ってくれたと報告がありました。フレームに入った写真が飾られた画像が送られてきたのを見て、これからは季節ごとに友人に写真をプレゼントしたいなと思いました。

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こちらが上手く撮影出来なかった花火大会での一枚

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一方こちらはリベンジされた際のお写真!花火の撮影方法は、カメラ教室の夏の特別イベントで習得されました

お気に入りの写真はプレゼントに。山口さんならではのカメラとこれから

私の場合、撮影そのものを楽しむというよりも、撮った写真で人を喜ばせたいという気持ちが一番のモチベーションの源です。ファインダーの向こう側の人がいい表情をしているのを、記録に残したいですし、写真を撮りにどこかへ行くのも、撮った写真をもらって喜んでくれる人がいるからだと思います。なので、社内報についても、友人に写真をプレゼントすることにも共通するのですが、撮った写真をお世辞ではなく素直に心から喜んでもらえるようになることが今の目標です。

友人の子どもを撮影した時など、写真を渡す際には、可能な限り直接手渡ししています。また、社内報も張り出されたものを見てお声かけいただくことがあります。その際に撮影したことに対して「ありがとう」とは言ってもらえるのですが、いい写真を撮って渡した時と、そうでない写真を渡したときはだいぶ喜び方が違うような気がするんですよ。もちろん自分自身が出来に納得していないので、先入観もあると思いますが、写真を渡した時に、もうちょっと笑ってほしいなと。それって、これはあの人が撮った写真、って思ってもらえるかどうかだと思うんです。何年か経ったときに、「誰かに撮ってもらったんだよね」ではなく、「山口に撮ってもらったよね」って言われるようになれたら嬉しいですね。

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おわりに / この記事について

「わたしの写真生活」は、「サイタカメラ教室」に通う方の様々なきっかけを集めたメディアです。サイタカメラ教室は、これから写真を始めたいという方のために、あらゆるコースに応じたレッスンを提供する写真教室です。

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「今もみんなで受講しています」写真旅行仲間と続ければ、何倍もカメラが楽しくなるというお話

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みんなで始めようという流れが、たまたま自分も始めるきっかけに。今回お話をお伺いした根岸さんは、ご友人との旅行がきっかけで、奥様やご友人達とカメラを始められ、教室にも皆さんご一緒に通われています。お話されているときの笑顔からは、大人の友人同士で趣味を続けることの愉しみも垣間見れました。

みんなで旅行に行って、みんなでカメラを始めました

僕がカメラを始めたのは、今も一緒に教室に通っている友人の影響でした。 彼は大学の研究室の一学年下の後輩で、その学年は毎年お正月に草津温泉の宿に泊まって騒ぐという愉快な会をしており、ある年から僕も呼ばれるようになりました。どんちゃん騒ぎの最中彼が撮った写真は、みんなが楽しい!と感じていることが全面に出ていてとても良いものでした。それらの写真を見て、「写真って面白いのでは」という話になり、僕と妻、友人2人と彼とで写真を撮りに旅行に行こう、という話になったのがそもそものきっかけです。みんなで静岡在住の友人のところへ汽車を撮りに行きました。

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根岸 義輝さん SONYα7をご愛用されています

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年始に草津温泉で撮影された一枚

「まるで大リーグボール養成ギプス」初心者なのに上級者向けカメラを購入

写真旅行に備えて、コンパクトデジカメを買った組と一眼レフを買った組で分かれましたが、僕はコンパクトデジカメを買いました。紹介ページに掲載された作例写真に惹かれてSIGMA DP3 Merrill という機種を購入したのですが、これが非常に特殊なカメラで、僕は「まるで『巨人の星』に出てくる"大リーグボール養成ギプス"だ」なんて言っていました。 ひと言でいうと、100%の環境や設定で撮影すれば物凄くいい写真が撮れるのですが、そうでないと著しくクオリティに落差が出るカメラでした。高精細なセンサーを搭載しているという強みがある一方で、ISOが400までしか光源がなく、ISOを維持するためにも、マニュアルモードで撮影しないと、まともな画になりませんでした。暗いところでの撮影は、そのままでは全くダメなので、ライティングを工夫する必要もありましたし、苦戦しながら1年ほど使っていたら、何を変えるとどうなるか、といったカメラの機能がだいたい把握出来るようになりました。なので、ある意味ではそのカメラを最初に買ってしまったことが、カメラにハマるきっかけだったのかもしれません。

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教室に通われる前にSIGMA DP3 Merrillで撮影された一枚

色々と調べながらカメラを使っていくうちに、だんだんとアマチュアカメラマンの層の厚さに驚くようになりました。いいカメラを買っていい写真を撮れるようになってきたとは感じていましたが、もっと上の世界があるのではないか、そこに近付くためには、より良いカメラを購入して、そして誰かに習いに行くのがいいなと思いました。そうして周囲の人間を見渡したところ、当時の勤務先で写真の指導をしている方が、社内ブログでサイタカメラ教室のレッスンを絶賛していたので、冒頭の大学の後輩を含めた友人や妻を誘って、体験レッスンに申し込みました。

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体験レッスン開始前に現在のカメラをご購入されたとのこと

タイトルをつけるようになって、写真が変わった

教室で習ったことの中でも、かなり初期段階のレッスンで「写真にタイトルをつけてください」という指示を受けたときが特に目から鱗でした。写真にタイトルをつけるということは、技術論とはもう一段階上の<マインドセットをつくる>ということなのではないでしょうか。撮りたいものの主題が何であるのか、上手くネーミングしたり、頭の中で浮かべてから撮ってください、という指示だと自分なりに解釈しました。そういう考え方をすれば、いいものが撮れるのかなと納得がいきました。「写真を撮るときに何を気をつけたらいいのか」ということを、短く適切な言葉で表してくださったように思います。

また、教室に通うことで、毎回課題用に写真を撮らなければいけない、という環境がいいなと感じています。妻と「課題をやらなきゃ」と外に写真を撮りに出かけて、「楽しかったね」と言って帰ってくるという、生活のリズムが出来ているなと感じます。

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花火の撮り方を学ぶ特別講座にも参加されました

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ライティングのレッスンの課題として提出いただいた一枚

グループで写真を撮りに行ったその足で、現像と品評会も

教室に通うようになってからも、最初のきっかけとなった写真仲間とは、冬には白川郷に行ったり、夏には海に行ったりしました。白川郷は雪が降っている時期に行ったので、気候がとても厳しかったです(笑)最初の頃は旅行ごとにFacebookにページを立ち上げて、写真の「いいね」の数を競い合うなんてこともしました。さすがに今はそこまではしていませんが、一緒に教室にも通っているので、主にネット上でお互いの写真をチェックしていますよ。

それ以外にも、前職の写真部の方達と写真を撮って散歩する「フォトウォーク」という活動に参加しています。先々週もアクアパーク品川に行って「こんなの撮れるんだ!」なんて言いながらみんなでイルカの写真を撮りました。それだけでなく、フォトウォークでは現地で写真を撮った後に、すぐに家電量販店で現像をしたのもまた面白かったです。現像した写真をみんなで広げて、どの写真が良い、なんて盛り上がりました。

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桜の季節に撮影された一枚

友人と続けることで、写真を共有する楽しみも倍増

写真を撮って世の中に共有するということは、僕が目の前のものをどういう風に感じているか、ということのプレゼンテーションなのではないかと思います。 普通に生活していたら絶対に見られなかったような画がカメラで撮れたり、写真には自分の目で見たものとは別の世界が写りますよね。日常生活でもこのことをふと思い出してみると、自分の周りには、自分が目にする世界とは別の世界が常について回っているのでは、なんて感覚になったりして、そんな想像をするだけでも楽しいです。そうして自分が撮った写真を周りの人に見せてリアクションが返ってくると、自分なりの世界に広がりが生まれる気がしますし、写真を見てくれた人との関係性も徐々に変容するのが面白いです。写真を通じて多面的なものの見方を楽しめていますね。特に僕の場合は、妻をはじめ、一緒に撮影しに行く仲間がいるということも、こうした考え方に影響しているのではないでしょうか。

妻や写真仲間達と一緒に撮影旅行に行って、帰ってきてわいわい品評会をするっていうのが、写真をやっていて一番の楽しみです。そんな日々がずっと続いて、「お前上手いの撮れたじゃん」なんて仲間に言われながら、どんどん色んな写真を撮れるようになれたら理想ですね。

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おわりに / この記事について

「わたしの写真生活」は、「サイタカメラ教室」に通う方の様々なきっかけを集めたメディアです。サイタカメラ教室は、これから写真を始めたいという方のために、あらゆるコースに応じたレッスンを提供する写真教室です。

「一眼レフを購入したばかりで使いこなせない…」という方や、「これから新しいチャレンジをするために写真を上達したい!」という方のために、プロカメラマンによる写真撮影のレッスンを実施しております。

「カメラ好きの旦那さんからの褒め言葉が一番の励みです」商品撮影etc.写真で喜ばれることが増えたお話

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結婚式の準備で過去の写真を見返してみて、あらためて写真の魅力に気づくという声をよく耳にします。今回お話をお伺いした田中さんの場合は、ご自身の結婚式の際に、コンセプトウェディングならではのプロカメラマンとの密な接点が、一眼カメラを始める大きなきっかけとなったそうです。カメラ好きの旦那さんの後押しもあり、ご家族・知人の結婚式での撮影のほか、最近ではホームページの商用写真も担当されたとのことです。

「いつかは一眼を」想いを形にするタイミングが訪れるまで

元々大学で住環境を専攻していた頃から、建物や風景の写真を撮ることは好きで、一眼カメラを使い始めるまでは携帯カメラとコンデジで撮影していました。カメラマンの友達に「いつも構図がばっちりだよね」と言っていただけたこともあったので、いつか一眼レフで撮れるようになりたいという漠然とした憧れがありました。パースを自分で書くなど、奥行き感を表現することが専攻内容のスキルとして求められていたので、写真を撮る際にも自然と奥行き感や構図を意識する環境にはあったかなと思います。 ただ周りに写真が上手な友達や展覧会を開いた方などがたくさんいて、カメラ自体は身近なものではありましたが、あえて自分がやる必要性は感じていなかったですし、一眼レフはとにかく難しそうというイメージで、始めるきっかけがありませんでした。

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一眼カメラを始められる前から、建築と風景はよく撮影されていたとのこと

ご自身の結婚式を通じて、プロカメラマンの表現力に脱帽

一歩踏み込んでみようという気持ちになったきっかけは、自分の結婚式でした。当日流すプロフィールムービーを作ったり、昔の写真を見返したりすると、当たり前ですが、形にならないものは記憶と共にどうしても薄れてしまうので 、ちゃんと記録になっているのはいいなと感じました。

また、私の場合はコンセプトウェディングだったということが、契機として大きかったです。「太陽に愛されて」というコンセプトだったので、「太陽」というキーワードに関連して、逆光写真を集めたものをペーパーアイテム風の装飾として使うことになりました。準備にあたり、担当のウエディングプロデューサーから、装飾に使う素材となる写真を自分たち夫婦で用意するように指示がありました。意識して逆光写真を撮ったことはないのでむずかしかったですが、カメラマンの方がより逆光のように見える加工方法などを具体的に教えてくださいました。「こんなことって出来るんだ」とプロの表現の幅の広さに驚きました。カメラマンさんが撮影した結婚式の写真を見返した際も、「写っているのが自分じゃないみたい」と感動して、プロの方への憧れが強くなりましたね。

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田中 梓さん。最近新しくCanon Eos Kiss X9iを購入されました

その後は期間をあまり空けず、思い立って教室を探してみようと思いました。実は10年前にも、大学生時代に一度カメラを始めたいと思ったタイミングがありました。そのときは時間も金銭面でも余裕がなかったのですが、今回はタイミングがハマったんだと思います。 他のスクールも比較しましたが、サイタカメラ教室はふらっと構えずに来られそうかなと思った点が決め手としては大きかったです。立地などの要因も当然ありますが、たまたまもう一つ体験レッスンに行ったスクールと比較して、ここだと雰囲気もちょっとおしゃれだし、楽しめそうだと感じました。

ホームページに掲載する商用の撮影を担当することに

レッスンに通い始めてすぐに従姉妹の結婚式があったのですが、撮影した写真をあげたら、 凄く喜んでもらえて「私の写真でもこんなに人を喜ばせることができるんだ」と感動しました。レッスン課題も兼ねての撮影で、今見返してみると、今だったらもうちょっとよく撮れるかなと思いますが、本当にすごく喜んでもらえて。このクオリティで喜んでもらえるなんてありがたいと思いつつ、写真の力というものを感じました。

また、たまたま縁があり、レモンを紹介するホームページに載せるちょっとした写真を撮ったりもしました。旦那さんがWebサイトを作る会社にいて、担当している案件で使用する一般的な画像を探していたのですが、画像を購入するとコストが増すので、自分たちで撮ろうかということなりました。テーブルフォトのようなもので、家で苦戦しながら撮りました。時期としては、教室に通って一つ上級のクラスに上がった頃で、以前よりも深く勉強出来ているなという手応えもあり、学んだ内容を活かしてみたいなという気持ちで撮ったのが思い出です。

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この写真はぼけ感についてレッスンで学んだ内容を意識して撮影されたとのこと

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初めての商用撮影は、ご自宅で行われそうです

写真で気付かされた、一人ひとりの視点の違い

教室に通って学ぶ中で、写真について色々な表現があるなと感じました。一本筋が通った自分のスタイルや作風がある人はいいなぁという思いもありますが、今はレッスン中の課題に取り組みながら、あらゆる撮り方を試しています。 レッスンで他の方の写真を見て、同じものでも視点がこうも違うのか、とハッとさせられることも多く、人の物事の捉え方もそうなのかもしれないなと人生観も少し変わったような気がします。

レッスンでは講評用の写真を毎回提出するのですが、特に印象に残った例としては、空港から飛行機が飛び立つ瞬間の写真を提出されている受講生がいて、「こんなものを撮ることが出来るんだな」と驚きました。納得のいく写真を撮るために、何日も現場に通われたそうです。身の回りにあるものを捉えた写真も素敵だと思いますが、自分では全く想像出来ないものが撮られた写真を見て、「そういうものを撮る選択肢もあるんだな」と発見がありますね。工場夜景など、自分が撮ってみたかった被写体の写真にレッスン中に触れることもあり、いいなぁと思うことが多いです。今は課題に対してどんな写真を撮ろうかな、と考えたりする時間が楽しくて、「こういう写真を撮ろう」と思いついた時はとてもワクワクする瞬間です。

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毎回のレッスン課題に沿って、あらゆるテイストの写真を撮影されています

旦那様からのご感想を励みに、着実にステップアップ

旦那さんも写真が好きなので、撮った写真を旦那さんに褒めてもらえることが今のモチベーションです。旦那さんは、スノーボードをやりながら撮影するなど、アクション系の撮影をすることが多く、体験レッスンも一緒に受講してくれました。「今日は何やったの」「どういうのを撮ったの」と聞いてくれるので、「こんなの撮れたよ」という会話が日常的にあります。だんだんと上級のコースに進んで、撮れる内容の幅が広がっていくのを見て、「こんな写真が撮れるなんて凄い」「こういう写真が撮れたら、次はこういう写真が撮れそうだね」と具体的にコメントしてくれます。褒めて伸ばしてくれているんだなと感じますね。

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実践コース内の料理の写真の課題で提出された写真

まだ具体的な段取りは特に進んでいないのですが、旦那さんの実家が農家で、りんごなど様々な作物を作っているので、いずれ商品化出来るようなことがあれば、物撮りを自分で出来たらいいなと思います。また農地の風景も素敵なので、Instagramなどで発信したり、旦那さんの実家からもらった野菜を使った料理の写真も自分で撮りたいです。 その他にも、旅行をしたり建築を見るのも好きなので、旅行先の風景や建物など、これからも自分が見たものを写真を通じて記録出来たらいいなと思います。

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今回のインタビューはレッスンご受講後に行われました

おわりに / この記事について

「わたしの写真生活」は、「サイタカメラ教室」に通う方の様々なきっかけを集めたメディアです。サイタカメラ教室は、これから写真を始めたいという方のために、あらゆるコースに応じたレッスンを提供する写真教室です。

「一眼レフを購入したばかりで使いこなせない…」という方や、「これから新しいチャレンジをするために写真を上達したい!」という方のために、プロカメラマンによる写真撮影のレッスンを実施しております。

「自分の作品を思い通りに撮りたい」世界大会優勝のバルーンアーティストがカメラを習ってからのお話

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小さなお花から動物、そして実際に人が着られるバルーンドレスまで、風船を使って様々な作品を作るバルーンアーティストの山北由香さん。2012年には世界大会のバルーンドレスコンテストで優勝し、現在もコンスタントに大会に出場されています。バルーンドレスの制作、イベントでの装飾、ワークショップ等、多彩に活躍される中、ご自身の作品を中心とした撮影技術向上のために、カメラ教室に通われています。カメラを始めてから見える景色がどのように変わったのか、バルーンアートの世界の解説も交えてお話いただきました。

山北さんがバルーンアートを始めたきっかけ

バルーンアートを始めたのは、イベントに出かけたときにバルーンを作っている方がいて、その方からバルーンをもらったことがきっかけでした。それまで全然触ったこともありませんでしたが、可愛さにとても驚いて。「どうやって作っているんだろう?」という疑問から、もらったものを分解してみたりしました。そして、次の日にさっそくバルーンアートのキットを買いに行って見よう見まねで始めました。ですので、はじめは全く仕事にするつもりはなく趣味から始まって職業になったという感じです。

2003年にバルーンを始めて2004年頃から大会に出始めました。ちなみに、バルーンの大会では第一線で活躍している人たちが、セミナーを開いているので、そういった機会や仲間同士の情報交換で、技術を身につけていきました。バルーンアートの大会は経験者向けのコンテストやセミナーだけに留まらず、これまでバルーンアートに触れたことのない方にも楽しんでもらい、バルーン人口増加へのきっかけとなるよう初心者向けの体験教室や、一流のバルーンアーティストによるパフォーマンスステージの観覧、実際のコンテスト作品を見て投票出来る投票権など一般の方でも楽しめる内容が充実する大会へと年々進化を続けています。

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山北由香さん 使用カメラはCanon EOS 6D

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小ぶりな作品から、催し全体にわたる装飾まで幅広く制作されています

作業時間は通しで20時間!1着のバルーンドレスが出来るまで

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着物タイプのドレスも作成されています

元々手先を使う細かい作業が好きだったので、バルーンアート全般に関して、手を使って色んなものを作るという過程が楽しかったのですが、とりわけバルーンドレスは、一般的によく使われるバルーンアート用の風船よりもさらに細い風船を使ってより細かく編み込んでいきます。細かい技術を重ねて完成するというところが、はまるポイントでした。

バルーンドレスは文字通り風船で出来ているので、時間が経ってしまうと、ゴムが縮んできてしまいます。なので、一度作り始めたら、ノンストップで20時間くらい掛けて作り上げます。長時間集中するので、途中はとても苦しかったりもしますが、作品が完成したときの達成感はなんとも言えません。

具体的なスケジュールで言うと、例えば結婚式で着ていただく場合は、前日に式場近くのホテルに宿泊し、(都内であれば自宅にて)当日の朝までにドレスを制作し、出来上がったドレスを会場に持ち込みます。その後、花嫁さんへのドレスの着付けから披露宴会場へのアテンド、披露宴終了後のドレスを脱いで頂くその瞬間までお手伝いします。2日間ほぼ起きているような状態ですが、花嫁さんの笑顔やゲストの方々の反応などを近くで感じられるのでとても楽しいですね。こういうお話をすると体力的な心配をされますが、ハイテンションがずっと続くので意外と大丈夫だったりします。

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バルーンドレスのオーダーは、ウェディングのシーンでも多いとのこと

担当コーチも、カメラも、目標に合わせて選んでもらいました

カメラは、自分で作ったバルーンの作品を自分のカメラで思っているように撮りたい、という目標で始めました。 以前はコンパクトデジカメやスマホでずっと撮っていたのですが、ある日デジカメが壊れてしまって、買わなければいけなくなりました。どうせ買うなら良いカメラを!ということで新しいコンパクトデジカメを購入しました。

カメラ教室を検索して、サイタカメラ教室のサイトを見つけ、駅から通いやすそうだったので、「1回試しに」と思い体験レッスンに申し込みました。ネットでの申込後、教室のスタッフの方からすぐに電話がかかってきて、どういった被写体を中心に撮りたいのかを聞いてくださいました。「実は私はバルーンをやっていて、こういうものを撮れるようになりたい」と伝えたところ、物撮りが得意なコーチを紹介していただきました。 紹介いただいたコーチは優しい雰囲気で話しやすく、和やかなムードを作ってくださるので、受講生同士のコミュニケーションを取る事も出来て、レッスンもわかりやすく楽しかったので、そのまま続けることにしました。

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物撮りのプロに学んだ技術を、バルーン撮影に応用出来るよう日々研究されています

元々用意していたコンパクトデジカメではなく、教室でレンタルしている一眼カメラでレッスンを続けていたのですが、数ヶ月経って自分のカメラが欲しくなり、コーチに相談しました。するとカメラの知識が全然無かった私に何を買ったら良いのかをレンズも含めてとても細かく教えてくださいました。購入のために専門店に行くのも、以前はかなり敷居が高く感じていましたが、前もってコーチが教えてくださった商品を頭に入れていたので、「今通っている教室の先生におすすめを聞いたのですが」と、店員さんにも話しかけやすかったです。

カメラ購入後も、授業を受けていると、毎回毎回新しい機材や撮影方法を教えてもらえるんですよ。そうなるとどんどん欲しくなっちゃうんですね(笑)その度にコーチに「これは何を買ったらいいですか」と質問しています。毎回たくさんのことを教えてもらえるので、わからないなりに、機材をどんどん揃えていける楽しさも味わえています。

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コーチのおすすめでマクロレンズを購入

カメラ教室の受講生視点で見た、バルーンアートと撮影

写すときの背景、角度、光、それに合わせたカメラのあらゆる設定ーーカメラ教室に通ってから、いざきちんと撮ろうとしたときに、気をつけなければいけないことがたくさんあることがわかりました。なので、カメラマンの方、写真を職業にしている方は、凄いな、と強く感じるようになりました。

バルーンアートの大会では、制限時間の中でその場で作品を作って、その様子をプロのカメラマンが撮ってくださいます。カメラを始めてからは、作品づくりに集中しているにも関わらず、「今、作品を撮っているカメラマンさんはどうやって撮影しているんだろう?」ととても気になるようになりました(笑)

最近の大会では、大会中に開催される様々なセミナーの中で、カメラマンによる、バルーンを綺麗に撮るためのセミナーも開かれました。また、Facebookで全国のバルーン業界の方とつながっているのですが、誰かが写真をアップすると、綺麗な写真に対する反響もありつつ、撮影で苦労したポイントに関するコメントなどのやりとりが盛んです。写真でバルーンを写すのはむずかしい、どうすれば綺麗に撮れるのか、という声は年々と高まってきているように思います。

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ライティングを扱った回の課題として提出いただいたお写真

私は教室に入ってから同じコーチから習い続けているのですが、コーチは私がバルーンアートを職業にしていて、バルーンをゆくゆく自分で撮りたいっていうのをわかってくださっています。なので、例えばレッスン内で色々と説明いただく際に、他の受講生向けに通常の説明をしつつも、「この知識はバルーンの撮影にも使えるよ!」ということも、折々で言ってくださいます。コーチは、それぞれの受講生が、主にどんなものを撮れるようになりたいと思っているのかをちゃんとわかっているんですよね。

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本物のひまわりとバルーンアートのひまわりのコラボレーション

山北さんのこれからの目標

今受講しているコースでは、主にマニュアルモードでの撮影を前提にレッスンをしていただいています。私が撮りたいものを見つけたときに、瞬時に設定が出来て、思い通りに撮れるようになりたくて、それが出来るようになるまでは、教室に通い続けたいです。

ちなみに、これまで通っていて、仲良くなった受講生の方が何人もいます。グループLINEで写真を投稿し合ったり、一緒にお茶がてら写真展を見に行ったりもしました。通うまでは、写真教室というともっとかしこまった堅いイメージを持っていたのですが、思っていたよりもとても和やかで、受講スタイルもテーブルを囲んで受講生同士顔が見えるのでレッスン中に、「これ凄いよね」「これはどうやるんだろう」と他の受講生の方とやりとりが出来ているというのも、楽しく続けられた理由だと思いますね。

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受講生同士の交流も教室での楽しみの一つ

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バルーンアート制作用のアトリエの一角で、カメラ教室用の課題写真の撮影も行っているとのこと

おわりに / この記事について

「わたしの写真生活」は、「サイタカメラ教室」に通う方の様々なきっかけを集めたメディアです。サイタカメラ教室は、これから写真を始めたいという方のために、あらゆるコースに応じたレッスンを提供する写真教室です。

「一眼レフを購入したばかりで使いこなせない…」という方や、「これから新しいチャレンジをするために写真を上達したい!」という方のために、プロカメラマンによる写真撮影のレッスンを実施しております。

「最近は弟と写真の話をするために実家に帰ります」写真好きの姉弟で個展を開催したお話

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一眼レフを購入して約1年。今回お話を伺った綿谷さんは、瞬く間にカメラにのめり込み、同じくカメラ好きの弟さんと先日写真展を開催されました。弟さんと機材に関する情報交換をされたり、ご一緒に撮影に出かける機会が増えるなど、ご家族との関係性を含めた生活の変化をお伺いしました。

毎年家族写真を撮影する一家に生まれて

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綿谷 舞さん。小学生の頃はお祖母様にプレゼントされたインスタントカメラを愛用されていたとのこと

元々小学生の頃からインスタントカメラを使っていたり、携帯のカメラを使ったり、写真を撮るのが好きだったんですけど、なかなか一眼レフを買おうとは思っていませんでした。ですが、弟が突如カメラを買ったと聞いた途端、「先を越された!」と感じました。ちょうどボーナスの時期だったので、弟に教わりながら撮れるようにしようかなと思い、とりあえずカメラを買ってみました。

そもそも私の両親は、結婚した時から毎年欠かさず明治記念館に家族写真を撮りに行っていたりして、親戚にもフィルムカメラをやっている人がいるので、ずっとカメラが身近にある感覚はありました。

昔から飼っている犬を携帯で撮り続けていたのですが、カメラを買ってからはさらに試行錯誤してみました。2ヶ月ほど、カメラの本とかも買って色々試してみましたが、なかなか構図を決めるのが苦手で。自分でやるのは限界があるなと思いました。そこで、職場にカメラやっている方がいたということもあり、一緒に教室を調べることにしました。行ってみる候補の中には単発の講義もあったのですが、「1日じゃ無理だよね」という話になって、きちんと教室に通うことにしました。

サイタカメラ教室を選んだポイントは、コースの長さでした。数ヶ月単位で基礎からコースが分かれているのですが、短すぎるのも良くないし、かといって1つのコースが長すぎても、続ける自信がないなと。「もしだめだったら基礎コースでやめようね」と友人と話していたのですが、ハマっちゃて今に至ります(笑)

「それっぽく撮る」からの脱却

ふわっとした感じの写真が好きで、教室に通う前は、写真を撮るのは、出かけた際に、たまたま自分が好きな雰囲気の被写体を見つけたときくらいでした。教室に通ってからは、毎回の課題のためにラーメン食べに行こうとか、パンケーキ食べに行こうとかみたいな感じで出かけるようになりました。

昔は「とりあえずそれっぽく見えればいいかな」というスタンスで撮っていたのですけど、最近は、「これをどういう風に見せたいからこういう風に撮ろう」と考えながら撮るようにしています。当初は構図に関するアドバイスを受けることが多かったですが、最近はライティングなどのアドバイスを受けることが多いです。レッスンでは、自宅の限られた環境で、上手く撮れる方法も教わっています。

最初はNikonD5300を使っていましたが、フルサイズが欲しくなってNikon D810に買い替えました。さらに、軽くてズームが効くカメラも欲しくなって、FUJIFILM X-A3も買い足しました。その時もちょうど弟が買い替えをするタイミングで、弟に相談しつつ便乗しました。場面に応じて、カメラの大きさを考慮して持っていきますが、発色の違いでも使い分けています。最近魚眼レンズを買いましたが、ハマるととことんハマるタイプなので、授業で使ったもの全部欲しいって思っちゃいます(笑)

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料理写真を扱った回の課題として提出いただいたお写真

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左からNikon D810・FUJIFILM X-A3

カフェのギャラリーで姉弟写真展を開催

同時期にカメラを始めた弟ですが、最近はInstagramがきっかけで、外国の銀行の方から、記事の作成依頼を受けたりしてます。ちょっと遠くの世界に行ってしまって、凄いなと思います。一応、私が姉なのですが、弟に「自分だけだとアイディアが浮かばないから」なんて言われて、撮影に連れ出されています(笑)

弟とは元々仲が悪いわけではなかったのですが、一緒に暮らしていたときも、私は社会人で弟が学生、ということで顔を合わせる時間が少なく、共通の話題もない状態でした。ですが、カメラを始めてからは、私がひとり暮らしを始めた後も、「弟と写真の話がしたいから」という理由でしょっちゅう実家に帰るようになって、仲良くなりました。

そんな弟と、先日二人で個展を開きました。母親の友人がギャラリーのあるカフェでお仕事をされていて、母親経由でお声かけいただきました。カフェ自体が、外国の方もたくさんいらっしゃるカフェで、色んな方がいらしたようです。私はその頃仕事が忙しくて、最終日の片付けにしか行けなかったのですが、感想が書かれたカードを読ませていただきました。展示した写真は販売していなかったにも関わらず、「売って欲しい」なんてことも書かれていて、凄く嬉しかったです。 以前親戚でカメラをやっている方の写真を見たところ、プリントアウトして引き伸ばしても綺麗だったことを思い出しました。写真展を通じて、あらためてそういった観点でもいい写真を目指していきたいと感じました。

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個展では四切サイズにプリントを展示されました

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湖の写真は、ご家族3人で中禅寺湖に撮影に行かれたとのこと

インスタグラマーの弟さんならではのアドバイスとは

弟といえば、今私もInstagramを使っているのですが、弟から「雰囲気が統一されないと、フォロワーが増えないよ」とアドバイスを受けて、写真のテイストごとにアカウントを使い分けるようになりました。そこまでフォロワー増やしたいというわけではないものの、たしかに統一感があった方がいいかな、と思いまして。具体的には、メインのアカウントと、私にしては少し暗めのテイストの写真のアカウントで分けています。

Instagram自体は、大学生の頃からアカウントを持っていましたが、ずっと使っていなくて。教室に通うようになって、自分的に納得のいく写真が撮れたときに、「誰かに見せたい!」と思い、本格的に開始しました。

そういえば、Instagramのおすすめユーザーの写真に「いいね」を押したのがきっかけで、お互いに写真をチェックしていたユーザーが、同じくサイタカメラ教室に通っていることが判明した、なんてこともありました。偶然でしたが、嬉しくなりましたね。

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メインのアカウントに掲載されているお写真

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ややダーク調のお写真を中心としたアカウントに掲載されているお写真

いつかは憧れを形に--技術を学んで芽生えた目標

実はカメラの経験を活かせるような仕事に就きたいなと思っています。凄く好きな服のブランドがあって、Instagramも開設しているのですが、ゆくゆくはその写真撮影を担当したいです。元々そのブランドが好き、という動機もあるのですが、ある日撮影時のオフショットを載せた写真が公開されていて。カメラの設定ごと写り込んでいました。教室に通ってから、色んな知識を得ることが出来た分、もっと適した設定で撮れるのにもったいない!と強く感じて、ますますやってみたい気持ちが高まりました。でも、他のブランドへの転職は考えていないんです。ハマったらとことん、という性格が出てますよね(笑)

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化粧品も好きな綿谷さんが好きな被写体の一つ

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おわりに / この記事について

「わたしの写真生活」は、「サイタカメラ教室」に通う方の様々なきっかけを集めたメディアです。サイタカメラ教室は、これから写真を始めたいという方のために、あらゆるコースに応じたレッスンを提供する写真教室です。

「一眼レフを購入したばかりで使いこなせない…」という方や、「これから新しいチャレンジをするために写真を上達したい!」という方のために、プロカメラマンによる写真撮影のレッスンを実施しております。

「SNSがきっかけで撮影依頼を受けることもあります」舞台、ライブ撮影etc.活躍の場が広がったお話

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大学のミュージカル団体で、必要に迫られてカメラを始めたという齋藤さん。2年目の社会人としてお仕事をされながら、舞台・ライブの撮影をはじめ、写真での活躍の場を広げています。 SNSへのこまめな投稿も、撮影依頼のきっかけになることが多いようです。バイタリティ溢れるエピソードの数々をお伺いしました。

友人のライブ撮影がきっかけで、他の現場にも呼ばれるように

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齋藤 綾美さんは基礎コースからスタートし、現在は3クラス目を受講中

私は普段友人のライブの様子を中心に撮影しています。学生時代の友人が時々ミュージックバーでライブをしていて、そちらでの撮影が多いです。

頼まれたわけではないのですが、撮影禁止ではなかったので、友人のライブの写真を撮っていました。まだカメラを始めたばかりの頃のお話です。すると、主催者側のチームに写真や映像を記録で残す方がいなかったみたいで、「ぜひ使いたいので」ということで、声をかけていただいて。それを機に今後も撮って欲しいと言われて、今も撮り続けています。

その後、ライブの主催者と仲良くなったので、そのつながりで、元々知り合いではないアーティストの写真も撮るようになりました。少し写真のジャンルは異なるのですが、民泊の写真もライブの主催者つながりで紹介いただいて、何度か撮影しました。

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撮影現場はミュージックバーが多いとのこと

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暗いライブハウスでの撮影は、写真の中でも技術力が求められる分野の一つです

大学のミュージカル団体で知ったカメラの楽しみ

カメラを始めるきっかけは、大学3年生の頃に入ったミュージカルの団体でした。団体では演者ではなく裏方、特に広報の仕事をしていました。そのためにカメラを借りて、初めて一眼レフを触りました。年間でやるプロジェクトだったので、稽古、レッスンも含めて撮っていたのですが、カメラに詳しい人がいなかったため、独学で撮っていました。

一瞬でしか見せない表情をしっかり切り取れたときや、演者の方がいい表情で写ってくれたとき。ミュージカル団体の活動を通じて人物を撮ることが多かった中、撮影をしていると、凄く楽しい瞬間がたくさんありました。なので、自分でもカメラが欲しい、続けたいなと思って、大学4年になったときに、自分のカメラを購入しました。

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今年の3月に撮影されたお写真。「就活ミュージカル!!2017 〜たったひとつの答えを探して」より

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カメラ好きのお父様にも相談し、Nikonのカメラを購入。現在の使用機はD7500

社会人1年目、だからこそカメラ教室に入った理由とは

大学生活の後半2年間、カメラを続けていて、ミュージカル団体のおかげでカメラが好きになりました。ですが、独学だと限界があるなと思ったので、ちゃんとしたところで教わりたいという想いがありました。 加えて、すでに社会人になっていた1学年上の先輩から、会社に入ると、コミュニティーが会社だけになりがち、と聞いていたということもあり、知り合いが増えるかな、という期待もあって、カメラ教室に申し込みました。申し込みは、昨年の4月に社会人になって、すぐのことです。

教室は何社か迷いました。他の教室はプロカメラマンを目指すためのレッスン、というイメージが強く、ついていけるのかな?という印象を受ける教室が多かったです。サイタカメラ教室は、初心者から丁寧に教えてくださるコンセプトだったので、安心して申し込みました。体験レッスンの段階で雰囲気が良くて、わかりやすかったので、ここがいいなと思ってすぐ通うことを決めました。

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体験レッスンを社会人1年目の4月初旬に受講し、下旬からは本格的にスタートされました

自分の写真を冷静に分析出来るようになりました

これまでに基礎から始めて3つのコースを受講しましたが、全て同じコーチから受講しています。教え方がわかりやすくて、面白いという点に加えて、クラスの雰囲気がいいので、どのクラスも周りの皆さんと仲良くなりやすかったです。

写真に関しては、構図のバリエーションが増えたのが一番の変化でした。大学の頃のミュージカル団体には、他に写真が上手い方もいたのですが、そういった方と比較して、自分の写真は「なんかいまいちだなー」と感じていました。大学を卒業してからも、「なんで私の写真いまいちだったんだろう?」と心に引っかかっていたのですが、今思えば真ん中に人を撮るときだけを狙って撮っていたのが原因だったんですね。

教室に通うようになってからは、「こういう撮り方もあったんだ」と驚くことが多いです。毎回のレッスンで、課題の写真を提出すると、コーチからフィードバックがもらえます。それで、主役となる被写体を真ん中に据えた、いわゆる日の丸構図以外の構図でも意識してどんどん撮るようになりました。また、以前は人物ばかり撮影していましたが、特に最近は料理の写真をちゃんと撮りたいなって思うようになりました。「こういう被写体もいいな」と思える興味の幅が広がりましたね。

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カメラ教室に入ってからは、風景や料理のお写真にもチャレンジされるようになったとのこと

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物撮りの回の課題提出用に撮影されたお写真

カメラの購入相談もーーSNSで広がる写真の輪

写真教室に通うようになってから、教室で撮った写真を「今日はこういう写真を撮りました」という具合に、結構マメにTwitterにアップしています。いい写真が撮れたときって、公開したくなっちゃうので、それであげちゃいますね。それがきっかけで興味を持ってくださった方が増えたからなのかどうかはわかりませんが、最近周りに一眼レフを買う人が凄く増えまして。写真に興味を持って「一眼レフ欲しいな~」と購入について相談してくれる人は増えたりもしました。

Twitter、Instagram、Facebookと、結構よくSNSを使う方だと思います。各種SNSに写真を結構あげているので、友人経由で知っていただいて、ポートレイトなど「撮って欲しい」と依頼が来ることがありますね。こちらも撮るのが楽しいので「ぜひぜひ」という感じで、広がりが増えてきました。教室に通うようになって、撮るジャンルは増えてきているので、いずれポートフォリオのようなものは作りたいなと思っています!

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おわりに / この記事について

「わたしの写真生活」は、「サイタカメラ教室」に通う方の様々なきっかけを集めたメディアです。サイタカメラ教室は、これから写真を始めたいという方のために、あらゆるコースに応じたレッスンを提供する写真教室です。

「一眼レフを購入したばかりで使いこなせない…」という方や、「これから新しいチャレンジをするために写真を上達したい!」という方のために、プロカメラマンによる写真撮影のレッスンを実施しております。