「いつのまにか仕事に活かせるように」映画関係のお仕事で撮影の機会が多くなったという話
何か没頭できるような趣味を見つけたいという思いから、昨年、フルサイズ機種の一眼レフカメラを購入。写真教室に通いながらカメラに触れることで写真の楽しさに気づき、現在では写真をきっかけに旅行に出かける機会も増えたそうです。
最近では趣味だけでなく、映画関係のお仕事ということもあって仕事で写真撮影をすることも増えてきて、「好き」で始めた写真が仕事の幅を広げるきっかけにもつながっています。
- 趣味として始めた写真が、タレントの撮影まで行えるように
- 高校時代に入った「写真部」では、そこまで写真を好きにならなかった
- とりあえず思い切って「フルサイズ」を購入してみた
- 撮らなきゃいけない環境ができたことで、出かける機会が多くなった
- 仕事を依頼する前に、「この写真は自分でも撮れるかな?」という意識に変わってきた
- これから:もっと写真の知識を増やして技術を学びたい
- おわりに / この記事について
趣味として始めた写真が、タレントの撮影まで行えるように
芝崎亜利さん、Canon EOS6D、フルサイズ使用歴1年
もともと趣味で始めた写真だったのですが、趣味の延長線上で、仕事にまで活かせるようになってきました。現在は映画関係の仕事をしていることもあり、タレントさんなどの人物撮影をする機会も多いです。
実は、昨年初めてのフルサイズカメラを購入してから写真を趣味として始める頃は、仕事に活かせるなんて全く思ってもいなかったのですが、「サイタカメラ教室」で写真を習い始めて半年くらい経つと撮影の基礎が一通り分かるようになり、仕事でも少しずつ撮影をするようになりました。
仕事で撮影が必要な時、今までは悩まずプロのカメラマンさんに依頼していたのですが、少しずつ自分でも撮影ができるようになってきたので、そこまで重要な場合でなければ自分で撮影をしてしまうことが多くなり、仕事に活かせていると思います。
プロのカメラマンさんに頼むとなると、もちろんその都度費用もかかってきます。「これはカメラマンさんに頼むほどの写真じゃないのにな。」と思うこともあったので、受講を続けてある程度自信がついてきた頃に、「もしかして、自分でもできるんじゃないかな?」と撮影してみることにしました。
映画の舞台挨拶やイベント、ニュースで取り上げていただくための写真、テレビ番組雑誌の番宣に使う写真など、「作品」としてではなく「記録」として押さえる場合などは自分で撮影できるようになりました。
高校時代に入った「写真部」では、そこまで写真を好きにならなかった
実は、高校時代に「写真部」に所属していました。自分が通っていた高校は必ずどこかの文化部に入らなければいけないというルールがあったのですが、一番ラクそうだから、という理由で「写真部」に入ることにしました(笑)
部活では、顧問の先生も私自身もあまり熱心に取り組んでいたわけではなく、そのときは写真に夢中になることはありませんでした。もともとインドア派でアクティブに出かけたりするようなタイプじゃなかったので、高校を卒業してからは、写真を趣味として長く続けることはありませんでした。
昨年購入されたという、フルサイズ機。CanonEOS6D
とりあえず思い切って「フルサイズ」を購入してみた
特別なきっかけがあったわけではないのですが、何か没頭できるものを見つけられればいいなと漠然と考えていました。
インドア派な自分にとって、なにか良い趣味がないかなと考えていたところ、ふと「お出かけできるきっかけになって、マイペースに始められる写真撮影を趣味にしてみようかな」と思い立ちました。早速、フルサイズ一眼レフカメラを衝動買いしてしまいました(笑)
ただ、買ったはいいものの、どうやって撮影したらいいのかが全くわかりませんでした。そのため「まずは教室に通ってみよう!」と思い、色々な教室を探していたところ、「サイタカメラ教室」が無料体験レッスンをやっていたこともあり、とりあえず受講してみようと思いました。独学で学ぶよりも、イチからきちんと学んだほうが良いと思い、正式にレッスンを受講することにしました。
レッスンの受講を始めた頃、旅行中に撮影された写真
撮らなきゃいけない環境ができたことで、出かける機会が多くなった
「サイタカメラ教室」では隔週のレッスンの間に事前課題が出るので、課題を撮影するために色々な場所に出かけるようになりました。
課題となると、毎回「絶対に撮らないといけない」という環境ができるので、それまであまり興味のなかった被写体なども、積極的に撮りに行くようになりました。
ブツ撮りなど、私にとってあまり興味のない被写体が課題に出ることもあります。これはサイタのコーチがおっしゃっていたことでもあるのですが、自分が興味のない被写体であっても、学んで知識を積み重ねていくことで自分が本当に撮りたいものにも、そこで得た知識や技術を活かせるようになるんだということを実感しています。
物撮りの課題提出用に自宅で撮影された、アクセサリーの写真
ライティングの課題提出用に自宅で撮影された、ケーキの写真
シャッタースピードの課題提出用に撮影された写真
仕事を依頼する前に、「この写真は自分でも撮れるかな?」という意識に変わってきた
できることが増えていくことが楽しい、と語る芝崎さん
現在では、仕事でタレントさんやグッズの撮影をしたりするのですが、「記録」としての写真で、ちょっとしたものであれば自分で撮影できるようになりました。もちろん、雑誌のグラビア写真やプロフィール写真など、ライティングなど高度な技術が必要な場合や、撮りなおしがきかず失敗できない環境での撮影などの場合は、これまでどおりプロのカメラマンさんにお願いするようにしています。
ただ、カメラマンさんに依頼した場合でも、「成長できるチャンスだ!」と思って、ライティングやカメラのセッティング方法、どういったレンズを購入すると良いのかなど、いろんなカメラマンさんに質問し倒しています(笑)
それで、今度は自分でやってみようと思ったり、できることがどんどん増えていく感覚がとても楽しいです。
これから:もっと写真の知識を増やして技術を学びたい
撮影現場に立ち会うときに感じるのですが、モデルの人にもいろんなタイプの方がいます。楽しそうにおしゃべりしながら撮られている人や、話しかけられるのが面倒くさそうで適当に相槌を打ちながら撮られている人や(笑) 撮影技術はもちろんですが、どんなタイプの方が相手でも対応できるようなコミュニケーション力も身につけたいです。
あと、プロのカメラマンさんの撮影を見ていると、ライティングの仕方や表情の指示の出し方ひとつで表現力が全く変わってきたりするので、私自身も被写体になるモデルの方のいろんな表情を引き出せるような技術を磨ければと思っています。
おわりに / この記事について
「わたしの写真生活」は、「サイタカメラ教室」に通う方の様々なきっかけを集めたメディアです。サイタカメラ教室は、これから写真を始めたいという方のために、あらゆるコースに応じたレッスンを提供する写真教室です。
「一眼レフを購入したばかりで使いこなせない…」という方や、「これから新しいチャレンジをするために写真を上達したい!」という方のために、プロカメラマンによる写真撮影のレッスンを実施しております。